卵殻膜って何?美容で注目される理由や研究結果のまとめ

卵殻膜は、卵の殻の内側にある薄い膜のこと。ゆで卵の殻を剥くときに、目にしたことがあると思います。

その卵殻膜から抽出される卵殻膜エキスは、赤ちゃんのお肌にたくさん含まれている特殊なコラーゲン(Ⅲ型コラーゲン)を増やしてくれる働きがあることで、注目されています。

ほかにも、あの薄い皮には、多くの栄養素や美容成分が含まれています。卵殻膜には、どんな美容効果が期待できるのか、詳しく解説していきます。

卵殻膜ってどんな美容素材なの?

卵殻膜と言われると、全く聞きなれないと思いますが、卵の殻の内側にある薄皮のことです。ゆで卵の殻を剥くときにくっついてくる、あの薄い膜が卵殻膜です。

原料は卵の内側にある0.07mmの薄い膜

卵殻膜は、厚さ0.07mmという極薄。卵にとってこの薄い膜は非常に大切な役割を果たしています。

親鳥が卵を産んでから一定期間温めることでヒヨコが生まれますが、衛生的な環境に産み落とされるわけではありません。

外部の菌や微生物、紫外線といった脅威からヒヨコを守ってくれているのが卵殻膜です。

また、親鳥から離れてしまい、栄養を与えられなくなった場合は、卵殻膜がヒナの栄養となってくれます。

たった0.07mmという非常に薄い膜ですが、ヒヨコの生命を守り、栄養を与え、育んでくれる重大な役割を果たしているのが卵殻膜です。

卵殻膜は健康・美容成分の宝庫

ヒナを守り、誕生まで導く卵殻膜には、健康・美容成分がギッシリと詰まっています。

卵殻膜に含有している主な成分

  • 18種類のアミノ酸
  • コラーゲン
  • ヒアルロン酸
  • プロテオグリカン
  • シアル酸
  • デスモシン・イソデスモシン

卵殻膜の主成分であるタンパク質は18種類のアミノ酸から構成されており、人間の皮膚や髪に近い構成となります。

更にはコラーゲンやヒアルロン酸、プロテオグリカンといった美容成分が、自然含有しているのが魅力です。

驚異的なシスチン含有量

体内でL-システインに変わり、シミ・そばかすのケアや、お肌に透明感をもたらしてくれるアミノ酸がシスチンです。

卵殻膜は、このシスチンの含有量が、他の食品と比べてダントツに多いのが特徴です。

Ⅲ型コラーゲンを生み出す力

Ⅲ型コラーゲンは、赤ちゃんの独特なぷるぷるとした柔らかさをもたらしているコラーゲンで、一般的な化粧品やサプリに含まれるⅠ型コラーゲンとは異なります。

直接、食事やサプリ、化粧品から、Ⅲ型コラーゲンを補うのは難しいのですが、卵殻膜にはこのⅢ型コラーゲンを増やす働きがあるのが最大の魅力です。

卵殻膜に期待できる効果

卵殻膜は肌や髪に近い構成成分だからこそ、肌馴染みよく、栄養や美容成分を吸収しやすいのが特徴です。

シスチンによる美白ケア

卵殻膜のシスチン含有量は、他の食材と比較しても圧倒的に多いので、高い美白効果を期待することが出来ます。

Ⅲ型コラーゲンによるハリ・弾力

卵殻膜は、体内でⅢ型コラーゲンをサポートできるので、お肌のハリや弾力にも効果的です。

保湿効果の高い成分を含む

プロテオグリカンやヒアルロン酸、コラーゲンなど、保湿効果の高い成分を多く含むので、お肌の乾燥ケアにもオススメです。

化粧品とサプリとの効果の違い

卵殻膜を配合した製品には、化粧品のほかサプリもあり、両者で少し期待できる効果が異なります。それぞれ、どのような効果を期待できるのか見ていきましょう。

卵殻膜化粧品によるスキンケア効果

  • 潤いと透明感のある肌を作り出す
  • 肌にハリと弾力を与える
  • 美白効果
  • エイジングケア効果
  • 肌馴染みが良いので、奥まで浸透する

サプリメントで摂取した場合の効果

  • 肌に潤いと弾力を与える
  • 健康的な髪を作り出す
  • 骨や関節を丈夫にしてくれる
  • 体内・体外のアンチエイジング

卵殻膜はこんな人にオススメ

  • モチモチとした手触りの肌に憧れる
  • 毛穴レスのたまご肌を目指したい
  • 肌のくすみが気になる
  • 肌がザラツキ、ゴワゴワしている気がする

卵殻膜の成分は、様々な肌の悩みにアプローチできるので、どんな肌質、肌タイプでも使いやすいのが魅力です。卵アレルギーが無ければ、どんな方にもオススメ出来ます。

乾燥肌の悩みはもちろん、ハリや弾力を高めたい方や、くすみが気になっている方などなど。

さらに、卵殻膜化粧品を使用している方の口コミでは、毛穴やニキビにも効果があったという声もよく耳にします。

卵殻膜に関する研究

卵殻膜の健康と美容に関する可能性は、研究によっても証明されています。だからこそ信頼して肌や体に取り入れることが出来、高い効果を期待することが出来ます。

以下が研究によって発表された内容となります。

NPO法人 日本卵殻膜推進協会による研究発表

卵殻膜は古くから傷の治癒効果のある素材として知られており、人間の皮膚の再生と保護の働きがあると考えられている。

そこで卵殻膜ペプチド入り化粧水を2カ月間塗布した結果、皮膚の弾性が増加する傾向があることが分かった。

また卵殻膜サプリメントや化粧品を1年以上長期使用を続けると、同年齢よりも顔のシワが少ない傾向が分かった。

更には加齢とともに減少する皮膚真皮細胞のターンオーバーを亢進させて、コラーゲンを高める可能性もある。

NPO法人 日本卵殻膜推進協会

http://eggmem.org/

東京大学アイソトープ総合センターによる発表

適度な量の卵殻膜が、創傷治癒のプロセスに必須なⅢ型コラーゲンを増やすことを細胞レベルで証明した。

また微粉砕された卵殻膜の摂取が、腸内細菌の集まりに有効なメカニズム作用を発生することが分かった。

適度な量の卵殻膜が創傷治癒プロセスに必須のIII型コラーゲン遺伝子発現を促進することを細胞レベルで初めて証明

https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400008499.pdf

美容に取り入れる手段

上記の研究などを見ても、卵殻膜は美肌づくりにとても心強い素材ということが分かります。

卵殻膜を配合している化粧品や、サプリ・ドリンクなどを活用して、卵殻膜のスキンケア効果をどんどん取り入れていきましょう。

卵殻膜化粧品

肌から卵殻膜の成分を取り入れるには、スキンケア化粧品となります。化粧水や美容液、クリームなどの日頃使用するスキンケア化粧品や、手軽に使用出来るオールインワン化粧品まで幅広く販売されています。

またシートマスクなどスペシャルケアに使用するものまで販売されています。

サプリ・美容ドリンク

卵殻膜はそのまま食べても、美容成分を身体に吸収することは出来ません。

吸収するためには、加水分解する必要があるため、サプリや美容ドリンクから摂取する必要があります。

まとめ

卵殻膜は美容やエイジングケアにおいて注目の素材であることが分かりました。肌に近い成分だからこそ、その美容成分がしっかりと吸収されて効果を発揮してくれます。

何歳になっても潤いと弾力のある肌を維持してくれる、不思議な力を持つ素材といえるでしょう。

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